睡眠は「睡眠の質」と「時間」が大事!?
ここでは質の高い睡眠ができる方法をお話します。
食事では食材やそれらに含まれる栄養素を摂取し、睡眠の質を高めましょう。
何種類かを紹介します。
エビやホタテなどの海産物に含まれる、グリシンという栄養素があります。
これは、筋肉の緊張を抑えて、深部体温を調整します。
深部体温が調整されることで、快適に入眠することが出来て、質のいい睡眠を取ることができます。
鶏むね肉や牛乳、バナナなどに含まれる、トリプトファンという栄養素があります。
これはセロトニンという感情を落ち着かせるホルモンの分泌を助けます。
感情が落ち着くことで、体がリラックスしていき、快適な睡眠をとることができます。
ブロッコリーやカカオに含まれる、GABAという栄養素があります。
これは体の興奮状態を鎮めて、心身をリラックスさせる効果があります。
最近では、コンビニなどでGABAが含まれてるチョコレートなども販売されてますね。
適度な運動は、睡眠のリズムを整える、心のケアや健康な身体を維持することに繋がります。
特に、有酸素運動と呼ばれる散歩や軽いランニングなどがおすすめです。
激しい運動は睡眠を妨げるので注意しましょう。
運動時間は、夕方から夜(就寝の3時間前)の運動が効果的です。
入浴は、ぬるめにすることで副交感神経を優位にし、脳の興奮を抑えます。
その結果、リラックスをして寝つきがよくなります。
10~15分を目安にするといいでしょう。
入浴時間を長く確保できないよ、という方は入浴剤を活用することもよいでしょう。
「睡眠のリズム」=体内時計、と考えましょう。
体内時計は、睡眠のタイミングを決める役割を持っています。
体内時計がずれていると、睡眠の質が悪化します。
体内時計を整えるにはどうしたらいいのか??
体内時計を整えるには、
決まった時間に就寝したり起床したりすることが大切です。
体内時計によって、起きる時間や寝る時間がコントロールされています。
光を浴びると、体内時計のズレを解消することができます。
特に、朝日は強いエネルギーを持つ光です。
体内時計のズレを大きくさせないためには、できる限りおなじ時間で就寝・起床をおこない、朝日を全身でしっかり浴びることが大切です。
朝食をしっかり摂ることも忘れないでください。
朝食は体内時計のズレをリセットしてくれます。
睡眠不足を防ぐためには、適切な睡眠時間を確保することも重要です。
睡眠時間が短いと、肥満や高血圧、糖尿のリスクなどの生活習慣病のリスクが高まります。
睡眠の質を上げるには睡眠時間も重要です。
6時間以上の睡眠によるメリットは、疲労やストレスの解消に繋がります。
これは、副交感神経という神経が睡眠により多く分泌されます。
副交感神経が分泌されることで、興奮状態が抑えられ、リラックスしていきます。
また、成長ホルモンも分泌していきます。
「寝る子は育つ」とよく言われます。
子供は体の成長、成人すると代謝機能や免疫機能が調整され、丈夫な身体に成長していきます。